3000万の空売りは持続中。


アメリカのバブル崩壊の戻りを売っているつもりなんだけど、世界の株式市場は強い。日本株のしょぼさに助けられている感じ。


株を7年やっているけど、株を通して見る日本というのはがっかりするほど残念な国だな。空売りもやっていかないと、信用枠で勝つなんていうのはとても無理。


空売りというのは視野を広げてくれる。

より弱い銘柄を売ろうと思うし、より強い銘柄を買おうと思うようになる。

例えば、

日本電気と富士通を比べると、ここ何年かの業績は明らかに富士通のほうが上。富士通を買って損しましたというならまだしも、日本電気を信用枠で買って損しましたというでは、頭がどうかしている、救いようがない。

今一番信用で買ってはいけない銘柄はJALだろう。カネボウやダイエーがどうなったかというのを考えれば、JALの株価の行く末もだいたい見当はつく。


いい銘柄を買うというは、そもそもの株価の位置が高いからつまらないし、ダメな銘柄を売るというのは、そもそもの株価の位置が低いから恐いんだけど、株式市場では普通のことを実践していかないと。今の日本の株式市場は金のないやつが夢を見る場所ではない。